PageSpeed Insights モバイル編
PageSpeed Insights を使用すると、すべての端末でウェブページの読み込み時間を短くする方法がわかります。
制作したサイトに対して実行してみました。
http://monica1818.sakura.ne.jp/
モバイルに対しての結果
速度
59/100 と表示されました。
PCでは「修正を考慮」だったものが、モバイルでは「修正が必要」になっていました。PCとモバイルでは同じ項目でも重要度の違いがあるわけです。
「修正が必要」とあった点
・スクロールせずに見えるコンテンツのレンダリングをブロックしている JavaScript/CSS を排除する
これは画面レイアウトを変えなければいけないため、簡単には修正できません。
・ブラウザのキャッシュを活用する
CSS、JS、画像ファイルに対して、ブラウザの「キャッシュの有効期限を指定してください」ということです。
キャッシュの有効期限を指定すると、その有効期間内はネットからではなくローカルディスクから読み込むため、ネットに負荷をかけずにしかも早く表示させることができます。
しかしこれはサーバー側の設定になるので、簡単にはできない可能性があります。
「修正を考慮」とあった点
以下5点はすべて圧縮に関する内容です。サイズの大きな画像は圧縮してありましたが、1部の画像とHTML,CSS,JSファイルは圧縮をしていなかったため指摘されてしまいました。
・圧縮を有効にする
・画像を最適化する
・JavaScript を縮小する
・CSS を縮小する
・HTML を縮小する
「3個のルールに合格」
以下3点は合格したようです。
・サーバーの応答時間を短縮する
このサーバーは素早く応答しています。
・リンク先ページのリダイレクトを使用しない
このページでは、リダイレクトは使用されていません。
・表示可能コンテンツの優先順位を決定する
このページでは、スクロールせずに見えるコンテンツの優先順位は適切に決定されています。
ユーザーエクスペリエンス
100/100 と表示されました。
ユーザーエクスペリエンスはPCにはなく、モバイルだけの評価のようです。
ここで問題点が指摘されなかったことは自信になります。
・viewportの設定
ページに端末のサイズに一致する viewport が指定されており、すべての端末でページが適切にレンダリングされるよう設定されています。
・コンテンツのサイズを表示域に合わせる
ページのコンテンツは表示域に合っています。
・タップ ターゲットのサイズを適切に調整する
ページのリンク/ボタンはすべて、ユーザーがタッチスクリーンで簡単にタップするのに十分なサイズです。
・プラグインを使用しない
このページではプラグインが使用されていないようです。
・判読可能なフォント サイズの使用
ページのテキストは判読可能です。